50代からの住まい作り:注文住宅・リノベーションで叶えるインテリアと収納のヒント②「寝室編」

片づけや収納が苦手、インテリアを選ぶのが難しいと感じているアラフィフ世代のお役に立てるインテリアコーディネーターの秋山富美子です。
これから現在の住まいのリノベーションや物件を購入してのリノベーション、注文住宅を建てられる計画など、近いうちに計画したいと考えている方、いろいろと準備や考えること、決めることがあって、普段忙しいと大変ですよね。でも自分たちの住まいをより良い我が家に、幸運が訪れる住まいにしたいもの。インテリアやデザインはもちろんですが、いつも片付いた暮らしやすくしたいですよね。
子育て卒業世代・50代女性のお一人様ライフに向けての内容になっていますが、基本的にはこれから住まいを計画されている方にもお役に立てる内容になっています。
寝室編
テレビドラマに出てくるちょっと良い家は寝室に夫婦のベッドが置かれていて、ドレッサーがあって、壁一面のクローゼットかWICがあって・・・・でもなぜかゆったりとした広さがあるのです。でも実際の住宅事情はどうでしょう?そんな理想の家とは程遠い?
分譲の戸建てやマンションの場合、寝室とされるところにWIC(ウォークインクローゼット)がついているお宅が多いかと思います。もしくは大容量(と言われる)クローゼット。特に現在リフォームを考えている方のお宅には多いかもしれません。
しかし、このWIC…ギュウギュウ・パンパンに無理やりしまい込んでいるお宅が多いのではありませんか?もしくは…ご夫婦の場合奥様のモノでいっぱいで、ご主人様のモノは他の部屋のクローゼットに…。(クローゼットをきれいに収納されている方は優秀です)
年代によっては寝室は和室で、押入れがギュウギュウ、押入れの収納ケースもあけるのも布団も出すの大変。特に和室の場合は布団が敷きっぱなし何てことも…。(古いいマンションではまだま多いのかもしれません。)
洋服は寝室のWICに…という思い込み
寝室にクローゼットは必要ですか?日本の住宅普及のための間取りに惑わされてしまっていませんか?住宅展示場や分譲住宅のモデルルームにはWICがあって、また見えるようにガラスの引き戸や扉で照明がついていて素敵だなと感じてしまい、つい設計の方のいう通りに取付てしまった‥‥。でもいざ生活しているとキレイに衣類を収納できないことに気づかれたり、そんなに並べて眺めるほどの洋服ではなかった…何てことに気が付き、後悔させることもあります。
もちろん、おしゃれ好きな方やファッションの仕事をされている方や収納が得意な方はそのようなクローゼットをお勧めいたしますが、そうでない片づけや収納苦手さんにはあまりお勧めできない場合もあります。
クローゼットが寝室にあるのは、日本の住宅事情から生まれたとも言われています。
そもそも…現在の自分たちの生活スタイルに当てはまっているかが問題なのです。一人暮らしで一部屋しかない、あるいは家族と一緒で自分のモノは全て自室というう場合を除き、生活スタイル的に必要であれば問題ありません。
本当に寝室にWICは必要?どうしてもスペース的な問題がない限り、寝室とクローゼットを分けて考えると、寝室がもっと快適な空間になりますし、収納不足の解消にもなります。
これまで、お子さんの為に部屋を与えていたご家族も多いかと思います。その場合、自分たちの衣類は寝室に置くのは仕方ないとして…
基本的には毎日の生活をどのように過ごされているか、朝起きてから一日の行動を当てはめてみてください。行動・生活動線や洗濯・家事動線で考えると寝室に衣類がなくてっも困らないのです。特にマンションの場合は季節外の布団のしまう場所がなく困っている方も多いのかなと思います。
ホテルのような寝室は実現できる!

これからの寝室は・・・
さまざま生活スタイルや住宅事情にもよりますが、出来れば寝室は1日の疲れを取る場所なので、リラックスできる空間にしたいものですね。
特にこれからセカンドステージの住まい作りにおいては、夫婦同室の寝室から夫婦それぞれの寝室を持つという選択もありますし、自立している女性の方でしたら自分の住まいを持たれる場合に寝室を居心地良くホテルライクな空間にするのもおすすめ自分のための癒しの空間を作るコツです。
1. 寝室の空間を整える配置
どうしても寝室にクローゼットをつくらなければならない場合のゆとりある広さは8畳~10畳が目安。クローゼットは別に出来る場合はダブルベッドで6畳、シングル2台でキツメ、一人ならセミダブルまたはダブルをゆったりと置けます。
出来るだけホテルのような寝室空間を目指すのがお勧めです。ここはホテルライクが実現できる場所です。 極端ですが、ベッド、ナイトテーブル、テーブルランプがあれば寝室は成立します。
クローゼットがどうしても寝室しかない場合もあると思います。その場合は壁面などを利用する方法も。衣類が多い場合は別途衣装部屋を持つのが良いでしょう。
本やテレビなども出来れば置かないことが理想。リラックスして睡眠をとることを目的とすれば、寝るだけの空間としてテレビや本などは寝室に置かないようにするのがおすすめ。寝室に入ったら布団に入ってリラックスできるように。できれ寝具も心地よいものを。
寝る前に本を読む習慣がある場合はベッドの近くに小さな椅子やサイドテーブルを置くと良いでしょう。
2.寝室のインテリアは落ち着いた色合いがおすすめ
好みの色合いの空間が良いのですが、出来ればゆっくり眠ることを優先させるのがおすすめ。自然素材(ウッド、リネン、コットンなど)を使用することで、温かみのある空間を作ります。
特に寝具は肌触りの良い素材を選ぶと、快適な睡眠をサポートします。ベージュ、グレーなどのニュアンスカラーの色合いも良いですね。リラックスできる色合いを基調にすることがおすすめ。さまざまな睡眠グッズがあります。
どちらかというと機能性重視といったところでしょうか。インテリア性を高めるにはカーテンでラグジュアリーな雰囲気を出すことが出来ます。またスタンドやテーブルランプ、サイドテーブルなどがあると便利ですね。穏やかな雰囲気を演出します。
ベッドヘッドが来る壁面には壁紙など部分的にアクセントとして好きな色や柄を取り入れると自分らしさも出ます。
3. 収納の工夫
収納するものとしては、季節ごとに布団を変える場合はしまって置く場所が必要になります。布団をしまえるスペースのクローゼットがあると良いでしょう。
その他、洗濯替え用のカバーセットなども一緒に。日本の場合は四季があるので季節ごとに布団を変える習慣があります。特に40代以上の方たちはそのように育ち生活してきたのではないでしょうか。
ですが、昔に比べ猛暑が続き、季節感が変わってきました。最近は一年中エアコンを使用して一定の温度を保ち、空気清浄機や加湿器をしようして快適に睡眠をとれるように1年通して同じ布団という方も増えてきました。(ホテルなどもそうですね)
電気代も気になるところですが、省エネ住宅の設計で室内の温度を保てるのであれば、そのように切り替えてみても良いのかなと思います。
クローゼットが寝室になる場合はクローゼット内に収納ボックスや仕切りを使って、衣類や小物を整理します。衣替えまでの手間を無くすように、多少季節ごとに衣類を入れ替える程度にして手間を無くすと使いやすさも向上し片づけやすくなります。
どうしてもスペースが無い場合はベッド下収納を
収納納スペースをどうしても作ることが出来ない場合はベッドの下に収納スペースを設ける方法も。収納つきのベッドにして季節外の布団をしまっておくのもおすすめです。引き出し付きの場合はタオルケットや替えのカバー類をしまうと使いやすいです。
まとめ
寝室一つでも生活スタイルによって広さや寝具の使い方など様々です。基本的に質の良い睡眠を考え寝るだけの空間ととらえるとシンプルにスッキリとします。
ベッドが置ける広さを確保し、ホテルの部屋のような空間を目指して寝室を作ると良いでしょう。インテリアを計画するにあたっては寝室でも本が読めるように本棚が必要、テレビやDVDが見れるようになど他の用途を組み合わせることも多かったのですが、日ごろのストレスや睡眠の質を考えると他の用途を組み合わせるよりも空間を大事にしたり、寝具(ベッドマッドや布団、枕など)に拘る方が自身の暮らしのためにも良いのかもしれません。
住宅を建てる、リノベーションを計画されていて間取りや家具の配置に悩まれている‥‥そのような場合はご相談ようください。初回は無料でご相談に伺います。