年末までに整えたい、“空間と心”の3つの見直しポイント

―ふさわしい空間つくりの準備―

インテリアコーディネーターの秋山富美子です。

11月も半ばを迎え、少しずつ冬の気配を感じるようになりましたね。
今年も残すところ、あとわずか。
そろそろ「年末までに何を整えておこうかな」と、
暮らしを見直したくなる時期です。

前回のブログでは、
“自分にふさわしい空間に置く”という考え方をお伝えしました。

今回はその続きとして、
「新しい年を心地よく迎えるために見直したい3つのポイント」を
ご紹介します。


① “見慣れた空間”を、見直してみる

長く暮らしていると、
使いづらさや不便さが“当たり前”になってしまうことがあります。

でも、少し視点を変えるだけで、
暮らしがぐっと心地よくなることもあります。

たとえば、
・動線上にあるけれど、ほとんど使っていない家具
・いつも出しっぱなしのモノ
・「何となく置いてある」インテリア小物

「無くてもいいかも…」と見直してみるだけで、空間に“余白”が生まれます。

“なければ困る”と思い込んでいたけれど、よく考えたら困らなかった。
キャビネットの中身も、ずっと変わらないままで、半分以上は使っていなかった…。

そんな気づきがあるかもしれません。
3年前の自分と今の自分では“見え方”が変わることもありますね。

余白は、心にもゆとりを生む大切なスペースです。


② “自分を映すもの”を選び直す

空間の中にあるものは、
すべてが「今の自分」を映しています。

好きで買ったけれど、今は少し違うと感じる服。
気に入っていたけれど、今の暮らしには合わない器。

それらを手放すことは、
過去の自分に感謝して、次のステージへ進むための整理でもあります。

「いまの私には、何が似合う?」
そんな問いかけから始めることで、
空間が少しずつ自分らしさに満ちていきます。

そして、整った空間の中でも、
時々「今の暮らしに合っているかな?」と問いかけてみてください。
その小さな確認が、心地よさを保つ秘訣です。


③ “心が落ち着く場所”をつくる

忙しい日々の中でも、
ほんの少し“心が落ち着く時間”を持てる場所があると、
暮らしはぐっと豊かになります。

たとえばお気に入りの椅子と照明、
香りのあるキャンドル、
小さな花を飾るコーナー。

そんな「自分のための小さなスペース」が、
心を整える場所になり、
一日をリセットしたり、リラックスできたりする時間をつくります。


ふさわしい空間は、“行動”から生まれる

上質な暮らしは、
特別な家具や広い家があるから叶うものではありません。

大切なのは、
「今ある空間を、自分の暮らしにふさわしく整える」こと。

それは、小さな行動の積み重ねから始まります。
1日5分でも構いません。
目に入る場所をひとつ整えるだけで、
新しい年を迎える準備が少しずつ整っていきます。


まとめ

暮らしを整えることは、
“自分を丁寧に扱う”ということ。

年末までのこの時期、
自分を心地よく置ける空間を育てていきましょう。

好みが定まらないという方も、
少しずつ取り組んでいくうちに、
新しい年を迎える頃には、
「自分の“好き”」と「自分に合う空間」が見つかるはずです。