間取りの使いにくさ、収納の悩みを解決!おしゃれで快適な収納リフォームの実例をご紹介

片づけがや収納が苦手、インテリアを選ぶのが難しいと感じている方のお役に立てるインテリアコーディネーターの秋山富美子です。
今回は収納の悩み、分譲マンションを購入して、服が入りきらない⁉あちこちのクローゼットに服があって…といった事態になる前に収納工事で改善するウォークインクローゼットのリフォームのご紹介をします。※以下WIC(ウォークインクローゼット)
住宅を購入する際、理想の間取りに心を奪われがちですが、実際に住んでみると「思っていたのと違う」と感じることが多いものです。
特に新築マンションのモデルルームでは、現実を忘れてしまいがちですが、引っ越し後に「玄関の収納がもっと広ければよかった」「家具の配置が思うようにできない」「収納が使いずらい」「中途半端な空間」があったり…といった悩みが浮かんでくることもあります。
そんな日常の使いにくさを「仕方ない」と我慢するのではなく、改善して快適な空間を手に入れることが大切です。
おうちデザイン研究所では、あなたの暮らしの声をしっかりと聞き、収納のプロとしての知識やアイディアを活かして、最適な改善策を提案しています。
何かと服が多い方の衣類収納改善術
実際に収納リフォーム例をご紹介します。
マンションのWIC。それぞれの部屋についてはいますが、たくさんの服をあちこちの部屋にしまう人も多いのではありませんか?
それぞれのWICだと容量的には少なく、部屋をまたいで収納すると行き来が面倒。ふたつの部屋のWICをつなげてひとつのクローゼットに。大容量のクローゼットのプラン例です。
<プラン例>

隣の部屋と寝室のWICの間の壁の一部を開けて通路の入り口部分の位置とパイプの位置を変更。衣類を1か所にまとめられるようにと、隣の部屋との行き来をしやすく回遊できるように。
また人感センサーを取り付けてスイッチの入切りの手間も省きました。通るだけで照明を付けたり消したりできます。人感センサーはWICにもおすすめです。
2部屋のWICをつなげてパイプを増やして、長いモノと短いモノを掛けやすいように。入口を左コンセントの位置なども変更。


ドアの位置を変更した壁面はアクセントの壁紙を。普段は閉めることはありませんが、ロールスクリーンで目隠しできるようにしました。
衣類は分散して収納するより、一か所に収納する方が管理も身支度もラクに
特に片付けや収納が苦手な方はクローゼットがあるからとあちこちの部屋に分散させがちです。そのようなお宅は伺うと実際にあります。
衣類の収納は分散させるのではなく、一か所にまとめることで自分の持っている衣類の管理が楽になり、身支度もスムーズになります。
朝の支度の際、あちこちの部屋に移動して洋服を選ぶのって…大変ではありませんか?でも1か所にといっても、入りきらないし、服をかける場所もないし…またいちいち衣替えも面倒。
そんな収納の悩みを解決できるように改善策を考え、暮らしに馴染むように暮らし方に合わせた収納を考え、インテリアに溶け込む収納デザインを提供。快適で素敵なインテリアを実現し、あなたの“おうち時間”をより豊かにしましょう。
まとめ
収納のリフォームで衣類収納のご相談は多くいただきます。衣類の整理や使い方だけではどうにもできない場合も。隣接する部屋の小さなWICをつなげることで収納量を増やすことが出来、使いやすさも良くなります。
またWIC内は匂いもこもりやすいので、コンセントが無かった場合には、リフォームの際にコンセントを付けると便利です(WIC内に取り付けが可能な場合)小型の空気清浄機やイオン発生器などを置けるようにするのがおすすめです。
服が多くて収納に困っている、片づけや衣類の整理が苦手な方はぜひ一度ご相談ください。あなたの生活を変える第一歩を踏み出してみませんか?
お困りごと、改善したいことなど素敵な暮らしにしたいご要望などお聞かせください。初回のご相談は無料でお伺いいたします。