営業時間 9:00~17:00(月~土)

この季節は着るものにも困る ~衣替えきっかけの衣類の収納~

クローゼット。衣類の収納

インテリアコーディネーターの秋山富美子です。

季節の変わり目の時期(4月~6月、9月~10月)、特に近年は急激な温度変化で、極端に涼しくなったり、急に暑くなったりと極端な温度差が‥‥着るものに困ったりしますよね。この時期は衣替えのタイミング。季節感がつかみにくいと困りますよね。

朝支度をするときにクローゼットにはびっしりと服が入っているのに、『着るものが無い』となぜか思う人が多いのはなぜなのでしょう?(私もいつも思います…クローゼットには服が並んでいるのに着るものがないなと…)

不思議ですよね。しかも、この時期は並んでいる服ではなく、わざわざ引っ張り出してきたりします。衣替えも大変。そもそも衣替えを大がかりにしなければクローゼットにしまい切れないほどの洋服を持っている人がたくさんいるのは間違いないです。

この時期に特集される『衣替え』きっかけの衣類の収納についてのお話しです。

よくあるマンションの寝室にあるコーナー型のクローゼット。パイプを分離しました。

この時期は…『これでもう迷わない!クローゼットがスキッリする仕組み』、『これで間違いなし!衣替えの必要の無い衣類のしまい方』、『収納に困らないクローゼット』などなどのタイトルを多く目にしたりしませんか?

こんどこそ‥‥といろいろな整理収納アドバイザーさんの方法を試したり・・・
SNSやYouTube、本などを見ては試して…結局毎年同じようなことを繰り返している人が多いのではありませんか?

(個人的な意見になりますが)基本的にどれも同じようなことが書いてあります。もう当たり前になっている感じも…(すみません…)
私もお伝えする時には言葉にするので書いてあることと同じになってしまうことが多いのですが…

それを実践しているのに「なんか違う」「なんでスッキリしない?」と思うことはないでしょうか。
では、何が違うのでしょうか?実践しているのに出来る人とできない人の決定的な違いは?

実はけっこう簡単『用途が自分なりのルールが決まりすぎている』のと『もとに戻す』という意識の違い

収納場所が極端に無いとか狭いなどを余程の条件を除き、本人の考えと意識なのです。これは片づけ・整理・収納全般に共通して言えるのですが、モノに対して人それぞれの思いとその方のルールがあります。その思いや考えが固まりすぎていると、モノを手放すことが出来ません。また、一番基本的なことが『もとに戻す』という意識とその動作。

この二つだけです。思いや考えが固まりすぎていると、いつまでたっても手放すことはできません。服に対して本人が必要と思う量と第3者が必要だと思う量が基準が異なるからです。(これはファッションやおしゃれに対する考え方の違いでもあります)
本人の必要だという考えと広さや使い勝手がマッチしていれば、困らないクローゼットが完成します。そしてもとに戻して綺麗なクローゼットを保とうと意識が働きます。

構造的にしまう場所がないのに服の量が多い人もいます。服の量とクローゼットの広さが合わなくても入りきらないからとハンガーラックを増やす人もいます。いつまでたっても入りきらない服は出しっぱなしで、ほとんど着ない服なのに持ってるだけで満足になってしまいます。その入りきらない服を収納ケースなどを購入して無理やし畳んで収納をしたりするので、衣替えが大変になってきます。

ちょっとの思い込みを変えて、ちょっと意識をするだなのですが、案外難しいのかなといつも感じますが、見直してみてください。

★衣類の収納方法やクローゼットについては随時コラムでお伝えしていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。
★服を選びやすく、満足のいくクローゼットをつくる方法や、今のクローゼットを改善する方法もインテリアや収納工事を取り入れて造ることが出来ます。一度ご相談ください。