おうちデザイン研究所

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衣類の収納はクローゼットだけじゃない?暮らしに合わせた衣類収納ご紹介いたします。

畳の部屋に大きなクローゼット

ファッションが大好きなおしゃれさん。女性に限らず男性の方も衣類をたくさんお持ちですよね。ほとんどの皆さんがそうなのですが、クローゼットに収めなければならないと思い込んでいる方が多いのです。

クローゼットに合わせてしまう…その発想をやめて思い切って洋服をクローゼットをしまわずに外に出してはどうでしょう。

特にマンションなどは壁面を使って一面をクローゼットに。市販の突っ張りラックや無印良品のシェルフを使って衣類を掛けると、洗濯してハンガーに干したモノをそのまましまえ、選びやすく気持ちもラクに。バックなどもまとめて収納できます。

あくまでも生活スタイルとお部屋の広さや間取り、部屋数にもよりますが、小さいクローゼットに無理に衣類をギュウギュウ・パンパンにしまうよりもどんな服を持ってるかもわかります。朝の身支度がグンとラクになります。もちろん整理できる方はクローゼットに入るぶんだけ持つというのが理想ですが、けっこう難しい方が多いです。

暮らしに合わせて、住まいの現状に合わせた衣類の収納をご紹介します。

畳の部屋のクローゼット収納
4mの壁一面のクローゼットを
オーダー家具で造りました

無印良品のシェルフを使って衣類の収納を造る

無印良品のシェルフに衣類を収納している様子
無印良品のシェルフ

無印良品でお子さんの部屋のクローゼットに。毎日の衣類の出し入れや、お子さんが自分で管理できる仕組みが一目瞭然。高さも調整できるので、ハンガーパイプの高さもお子さんの成長に合わせて変えられます。

パーツを組み合わせて引出しにしたり、無印良品のアイテムを使ってカゴを足したりもしやすいです。

また用途を変えて収納ラックにもでき、使い方はいろいろ。

インテリアstyleにあわせて、スチール製、ステンレス製が選べます。

部屋の両サイドにシェルフを使うことで使いやすくかつ風通しもよい収納部屋に

明るく風通しもできて快適です。

ラックでネクタイやベルトなどを掛ける

市販のラックでネクタイやベルトなど
掛けると便利

一部屋をクローゼットルームにすると、自分たち家族の望夫のが一目でわかります。

無理やり狭いウォークインクローゼットにご夫婦のモノをギュウギュウに衣装ケースなどに畳んで詰め込んでいた物が、こんなにあったのか⁉と思うほどの量だと気づきますよ。

選びやすくなりますし、洗濯後にしまうのもラクになります。ご夫婦それぞれのスペースを分けて収納が出来ます。

寝室についているウォークインクローゼットに夫婦のモノは入りきらない⁉

分譲のマンションや一戸建て。“収納豊富”という家には必ず寝室にあたる部屋にウォークインクローゼットが…。しかし本当に収納豊富?でしょうか。いざ引っ越しして衣類を入れてみると…奥様だけ、ご主人様だけの服しか入らない⁉ということになるケースが…これはご依頼を受ける中でけっこう多いケースです。

このような場合、寝室の壁面を利用して収納をつくります。
そしてウォークインクローゼットには夫婦どちらかのもの、または季節外の布団や家電、
ストックなどをしまうと良いでしょう。

寝室にあるウォークインクローゼットは奥様用に

寝室のスペースにオーダー家具でクローゼットを設けた例。

夫婦の衣類が入りきらない場合、部屋の壁面を利用してクローゼットを造りつけると、それぞれ分けることが出来衣類も見やすく、持っている洋服もわかりやすい。

オーダー家具でショップのような、おしゃれなクローゼットもできます。

ファッションが好きな人はご自分の好みに合わせてクローゼットもコーディネートすると毎日の洋服選びが楽しくなります!ファッション関係のお仕事をされている方にはおすすめです

工事でウォークインクローゼットに!部屋の使い方と動線から大容量の収納が必要な場合

マンションで多いのが各部屋にクローゼットがついているので、別々に分散して収納していて、あっちこっちの部屋へと動き回って着替えをしているケースも。もし、お部屋が隣接している場合は2部屋のクローゼットをつなげて両方の部屋から使えるようにするリフォームもできます。

このような工事で使いやすく。
クローゼットに入ってすぐ電気が付くように
人感センサーをつけると便利です。
またコンセントを可能であれば取り付けると
空気清浄機が置け、匂いなどの対策にも。

衣類の整理をさせていただくと、一番多いのがクリーニングハンガーをそのまま使われています。クリーニングハンガーって意外にかさばるのはご存知でしたか?すべて同じハンガーで揃えていれば別ですが…衣類はお金をかけるのに、
その衣類を掛けるハンガーにはこだわらない方、意外に多いんです。

最近は収納アドバイザーの方も推奨してくれるので、だいぶ知られてはきましたが、まだまだハンガーを気にされていないのが現状。
一気に買おうとするとそれなりに費用は掛かります。わかってはいても…という感じでしょうか。スーツやジャケット、薄手のもの、普段使いのモノ、スカート・パンツ類、スカーフなど…

それぞれに合わせたハンガーを使い分け収納すると自然と衣類を常に整理したくなりますよ。まずは衣類を整理するのに思い切ってハンガーを購入されるのをお勧めします。

まとめ

上記は実際におうちデザイン研究所でプラン・デザイン・工事・収納作業をいただいた例です。
暮らし方と同じように、衣類の量や種類、持つ考え方などはそれぞれ。ファッションも楽しみたいですし自分を表現できるもの。
ですが家の広さや家族構成・住まい方によって衣類の収納も異なってきます。
ご自分の暮らしや住まいの悩みに合わせて収納方法を選びましょう。